オーダースーツ店を開業するには、どうすればよいのでしょうか。オーダースーツは既製品のスーツにはないフィット感で人気です。オーダースーツは、冠婚葬祭や重要な商談の場で存在価値を発揮します。オーダースーツは多くのビジネスマンの憧れですが、だからといってオーダースーツ店を開けば成功するというものではありません。ここでは実店舗や在庫を持たなくても、オーダースーツ店が開業できる方法をご紹介します。
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失敗しないオーダースーツ店開業のポイント
オーダースーツは、既製品にはない完璧なフィット感と自分の好みに合わせた生地や色合いで、着る人を爽快な気分にさせます。冠婚葬祭やパーティー、重要な商談など、さまざまな場面で重宝されています。
オーダースーツといえば、高級ブランドのスーツ専門店や紳士服店に依頼するイメージがありますが、実は個人でもオーダースーツ店を開業することが可能です。
実店舗や在庫を持たずにオーダースーツ店の開業は可能?
明治38年(1905年)に創業した老舗の生地メーカー御幸毛織は、紳士・婦人服ビジネスを始める方々をサポートするため、ミユキ・ネットワークプロジェクト(MNP)を立ち上げました。
業界での実績と長年のノウハウを活かし、オーダースーツ店(パートナー契約)の開業をさまざまな視点から支援します。その一環として、Webによるオーダースーツの受発注システムが提供されており、これを利用することで店舗を持たずに受発注や注文の管理が行えます。
さらに、お客様のためにオンラインで縫製工場にオーダースーツの発注を行い、生地や裏地、ボタンの在庫状況を確認して生地を予約できるため、店舗を設けたり多くの在庫を抱えなくても開業が可能です。
ただし、見本のスーツを陳列するスペースや、パソコンを使うためのインターネット環境、作業スペースの確保は必要です。
MNPオーダースーツ代理店の特長
高級紳士服110年の実績を持つ御幸毛織株式会社から提供される、さまざまなサポートプログラムをもとに「MNPオーダースーツ代理店」のパートナー契約者を募集しています。
たとえば、本業を持つ方でも副業としての応募や、アパレル未経験でも新しいビジネスを始めたい法人の担当者、フリーランス業者、また現在アパレル業を営むオーナーなど、さまざまな業務形態での開業や副業を目指す方々を幅広く支援します。
無店舗・低コストでの開業が可能
一般的なオーダースーツ専門店を開業する際にかかる「店舗の開店資金」と「人件費」、「維持費」は大きな負担となります。とくに店舗の維持費は売上とは無関係に発生するため負担が重く、開業のハードルを高くしています。
しかし、MNPとパートナー契約を結ぶ「MNPオーダースーツ代理店」は、店舗を持たずに個人でも事業が可能となるため、無駄なコストを押さえ、効率的に収益化が図れます。お客様の注文毎に発注先を選定したり、納品までの時間や品質にばらつきが出ることがほとんどありません。
個別にオーダーを受ける形式のため、在庫は常にゼロです。在庫を抱えなくてもよいのは、開業者にとって大きなメリットとなります。完全オリジナルブランドとしての販売、または当社ブランドとしての販売も可能です。
また、ご自身の完全オリジナルブランドでの販売も可能ですし、ブランドを持っていない場合には、御幸毛織ガーメントとして長年培った「Guild Hall(ギルドホール)」ブランドを提供します。
販売ブランドの有無にかかわらず、御幸毛織の提案する「Guild Hall(ギルドホール)」ブランドの価値を付加した販売戦略が可能です。
オーダースーツ店開業はファッション業界未経験でも可能?
オーダースーツ店を開業するには、ファッション業界での実績や経験は必ずしも必要ありません。MNPでは開業前に行うトレーニングが用意されており、採寸技術から顧客対応技術まで、必要な知識を習得できます。
とくに採寸の技術は、個人や店舗によって異なるスタイルがあり、独学で身につけるのは容易ではありませんが、御幸毛織の知識と経験を活かした教育により、高度な採寸スキルの習得が可能です。
採寸技術は、体型補正や試着用サンプル「ゲージ服」を作成する際に役立ちます。採寸前の重要な「体型観察」を学ぶことで、ファッション業界未経験の方でもトレーニングを終えた後には、自信を持って開業の第一歩を踏み出せるようになります。
自身のブランドで販売可能?
自身の経営するオーダースーツ店を通じて、完全オリジナルブランドとして商品を販売することも可能です。さらに、創業後にビジネスが軌道に乗るまで、オリジナルブランド以外の商品を強調したい場合には、御幸毛織のブランド「Guild Hall(ギルドホール)」と提携し、販売力を向上させることもできます。
MNPでは、リーンプロダクションアウトフィットに基づいた、多様なサポートプログラムを提供していますので、安心してお客様への販売が可能です。リーンプロダクションアウトフィットとは「必要な物を必要な時に必要な量だけ」生産・供給する仕組みを指します。
顧客によるニーズの変化に対応し、無駄のない数量の商品を供給し、自社内での生産を実現することが可能です。
オーダースーツ店開業にかかる費用
個人でオーダースーツ店を開業しようと考えた時、まず気になるのは費用でしょう。しかし、MNPを利用すれば、実店舗を持つ必要がないため、初期投資を大幅に押さえられます。
MNPとの契約では、基本的な条件として「預かり保証金:30万円〜、「研修費:10万円(基本コース2日間/資料一式込み)」および基本的な販促用アイテムとして「生地サンプル:約3万円(シーズンごと)」「ボタン・裏地:約3万円(3〜5年間使用可能)」「ゲージサンプル:15万円(5体セット)」などの経費が必要です。契約金、研修費、基本販促用アイテムの準備を含め、大体60万円程度になりますが、研修が終了すればすぐに開業できます。
オーダースーツ店の開業で見込める利益
MNPはオーダースーツだけでなく、制服や企業ユニフォームの受注にも対応しています。ユニフォームは社員や団体のメンバーに多く使用されるため、複数点を受注できる可能性が高く、継続的な利用からさらに収益が見込めます。
参考までに、MNPオーダースーツの収益シミュレーションを挙げると「A店の例で平均単価: 7万5,000円、月間販売数量: 50着、売上:月間375万円 / 年間4,500万円、粗利益:月間187万円 / 年間2,250万円」、「B店の例で平均単価: 7万円、月間販売数量:20着、売上: 月間140万円 / 年間1,680万円、粗利益: 月間70万円 / 年間840万円」、「C店の例で平均単価: 6万5,000円、月間販売数量: 10着、売上: 月間65万円 / 年間780万円、粗利益: 月間32.5万円 / 年間390万円」となっています。
「必要なものを、必要な時に、必要な量だけ」生産・供給する仕組みなので、常に在庫はゼロで営業できます。
無店舗かつ低コストで開業できる「MNPオーダースーツ代理店」では、赤字経営の心配がないため、法人の新規事業や自宅での個人事業主としての開業、ほかに本業を持つ方の副業としても十分な収益を得ることができます。
オーダースーツ店開業の手順
開業前の研修を受けた後、採寸やオーダースーツの基礎に加え、コーディネートに関する知識を身につければ、MNPオーダースーツ店をオープンできます。事業主や販売主としてビジネスをスタートできるのです。
長い歴史を持つ、御幸毛織の多彩なプロモーション活動で培われた販売促進ノウハウを提案し、開業後もMNPが相談に応じますのでご安心ください。
Step1ご連絡・資料リクエスト
「MNP(MIYUKI NETWORK PROJECT)オーダースーツ代理店」のビジネスモデルに興味のある方へ、詳細な資料を送付します。
Step2個別説明会への参加
個別説明会では、MNPの商品や、代理店の経営方法について詳しく説明します。開業資金、MNPのサポート体制についての質問も承ります。個別説明会は、ZOOM、もしくは東京ショールームにて受付中です。
Step3契約の締結
契約内容に同意しましたら、双方が合意の上で契約を締結します。
Step4開業前の研修
開業に必要な「システム研修」「販売研修」を行います。アパレル業界未経験の方でも、採寸やオーダースーツの基礎からコーディネートまでの知識を学べます。さらに、商談に必要な販促物(有料)も提供します。
Step5MNPオーダースーツ代理店の業務を開始
いよいよここから、オーダースーツ店の業務が始まります。業務開始後も経営相談やコーディネートの相談に対応します。
まとめ
以上、オーダースーツ店の開業について、無店舗在庫ゼロで開業できる方法について解説しました。御幸毛織株式会社が提供するミユキ・ネットワークプロジェクト(MNP)では、ファッション業界未経験でも開業が可能で、しかもオーダースーツを自身のブランドで販売することもできます。このように、MNPが提供するオーダースーツ店開業のノウハウは、自由度が高く多くの人が参入しやすい仕組みになっています。御幸毛織株式会社は、高級紳士服110年の実績を持つ老舗企業です。長年培ってきたノウハウをもとに作られたサポートプログラムで、あなたもオーダースーツ店のオーナーになってみませんか。興味のある方は、ぜひ一度お問い合わせください。